現代は、食生活の変化によって、やわらかいものを食べる機会が増え(ハンバーガーやめん類)、ことさら「かむ」努力をしなくても、十分な栄養やカロリーが取れるようになり、顎の関節が弱まってきてしまいます。
それにつれて、顎(上顎骨・下顎骨)の大きさそのものも小さくなる傾向にあります。
同時に顔のほうも、四角っぽい顔や丸顔などが減って、代わりに鼻が高く、顎が小さい、ほそおもての顔が増えてきたようです。
顎の大きさは、徐々に退化・縮小を続けていますが、歯の大きさは、昔からほとんど変化していないのです。
現在、私たちの歯は、10人掛けの椅子に11人、12人が座ろうとしている状態にあると言えます。
そのため、歯並び、噛み合わせの不正が多くの方で起きています。
以下の項目に、ご自身が当てはまっているか確認してください。